アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
サブカルはぐれ日記
ブログ紹介
一般的に「サブカル」と呼ばれたりする領域の、mixiには書きづらいことどもについての日記。作品評価等色々あり。
zoom RSS

攻殻機動隊の日々 −押井作品へ

2007/11/08 02:49
久々の更新です。

攻殻機動隊にハマりだして早くも2ヶ月。
Stand Alone Complexはすべて見終わりました。
あまりに面白かったから、原作も買いましたが、そうしたらもう一度見たくなって最初からまた2nd Gigの一番最後まで見てしまいました。
どんだけ〜?(自分に)

Solid State Societyはまだ見ていませんが、ここで一回神山ワールドを離れて、押井守が監督をして作った「イノセンス」を見ることにしました。

じつは2004年の公開時、僕は「イノセンス」を既に一回劇場で見ています。
しかし、そのときは攻殻機動隊S.A.Cを見ておらず、士郎正宗の原作を読んでおらず、そして、押井が95年に監督をして公開した「Ghost In The Shell」も見ていなかったんですよ。

だから、「義体」「電脳」「ゴーストダビング」といった攻殻機動隊の世界を構成し、ストーリーの中核を語る上ではずせない要素を理解しておらず、それらを映画を見ながら「ダウンロード」して自分の頭の中に「インストール」しつつ、作品世界の進行をフォローするという明らかに無茶な作業を強いられました。

「イノセンス」というタイトルだけでは初めて攻殻の作品群に触れる人にとっては、先行作品の存在が分からない。そういう意味では、商業的にこの作品が失敗するという結果はこの時点で既に予測されうるものだったのではないかと思います。

前作「Ghost In The Shell」は大ヒットで、「マトリックス」のウォシャスキー兄弟にも影響を与えたと言われますが、そのときの観客を捨て、原作と切っても切れない設定の共有があるのに
なぜそれらのリンクを切り離してしまったのか・・・配給の関係だったのか知りませんが実にもったいないことをしたものです。

しかし、今、攻殻機動隊シリーズを一通り見て、世界観をあらかじめ理解できたことによって、ようやく「イノセンス」の物語の基本的な構造や、押井がこの作品にこめた主題を理解・・・というか、整理して語る準備ができました。

詳細は次の日記以降で。
記事へブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 3


攻殻機動隊S.A.Cについて

2007/09/24 01:55
攻殻機動隊のファースト・セッションを見終えました。
そして、今は2nd GIGを見ています。ただいま、7巻まで見たところ。

攻殻機動隊S.A.Cは、非常に優れたSFですね。
実に想像力を刺激されます。

2nd GIGを見ていて気になることがひとつ。
パトリック・シルベストルなる架空の革命家が「個別の11人」を名乗るテロリストの思想について重大な鍵になっています。

ウィキペディアを見たら、モデルはシモーヌ・ヴェイユと書かれていますが、本当にそうなんだろうか?いや、一部設定については確かに参考にしているのかもしれないのだけど、「個別の11人事件」の結末−憂国の声明文を読んで相互に相手を刺し合って死ぬ−を見ていて、ある事件を連想したんです。

三島由紀夫の市ヶ谷事件・・・。

パトリック・シルベストルの「初期革命評論集」の中にあった評論「個別の11人」は、能の一期一会性っつーか、「人間わずか50年。下天のうちをくらぶれば」精神つーか、再帰不能な一回性にこだわった美学的な意識を、英雄論的な政治的哲学に結びつけたものとして考えられています。その美学性自体も三島の破滅的な英雄崇拝思考との既視感を感じます。

そして、「個別の11人」、最後は日本刀でお互いを刺して死ぬわけですが、どうして自殺するのに拳銃を使わずに日本刀だったのか。個別の11人の中には、爆弾テロを起こしたヤツもいるし、メッセージ性ってことなら自爆テロというやり方の方が強いかもしれない。それなのに、日本刀で断首・・・。

これが切腹だったら間違いなく僕は「これ、元ネタは絶対三島だろ!」って断定したかも。三島由紀夫は、死に方についてまで美学的な意識を持っていた人ですが、切腹という手段に執着してましたからね・・・。ある意味断首は介錯の暗示と受け取れなくはありませんが。

もしもパトリック・シルベストルがシモーヌ・ヴェイユじゃなくて三島だったとするなら、このあとの展開自体も見方を変えなくてはいけないかもしれない。三島は反米寄りの思想の持ち主で、自決するときも、「自衛隊が自主性を回復しない限り、アメリカの傭兵で終わるだろう」って言ってるんですよ。

神山監督はどういうなぞをこの作品にかけたのか。
いったい、どういう含意なのか実に気になります。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


近況

2007/09/14 23:33
ただいま、実家に帰ってきてます。

■雑誌の件

−巻頭特集の資料集め終了。執筆は五分ほど。
−中面のコラムは文章を書き終わる。書評と街歩き記事。
−書評については、誰かしら面白い文章を書ける親しい人にゲスト原稿を頼んでもいいかも。

〜と、いう段階まで来たのだけれど、悪夢のPCクラッシュ。コラムの方は、セカンダリーにも原稿を完全に保管してあるから問題ないけど、巻頭特集はほぼ途中から全て書き直した第1稿しかない。泣ける。

−私書箱開設。これで奥付に連絡先が書けます。

−都内カフェなどを中心に、どうやら現状20冊くらいは置いてもらえる委託先が見つかりそう。まだ見本誌も出来てないのにありがたい限り。

−雑誌の表紙のデザインに躓きまくり。コート紙という発色が良くて固めの紙を使う予定だが、白を基調にしてスミ文字中心でデザインするなら、4色で作る意味があるのだろうか?と自問自答中・・・。お金にかかわることだから、本当に悩む。雑誌の顔になる部分だから、できれば4色で人目を引くように作りたい。黒字で目次が書いてあるだけ、みたいな素っ気無い製本にはしたくないんだけどね・・・。どっちみち上手く書けないなら2色刷りくらいにして、発行部数を増やしてインタビューしやすくする方がいいのかもしれない。・・・画才のなさを嘆く。

−インタビュー記事を今回は付けるか付けないか、葛藤してます。候補者は何人かいるのだけれど、部数が200〜300部程度の非商業誌にわざわざ協力してくれるんだろうか。企画を練ってアタックしてみるかな。

〜雑誌については、また別途ブログを作成するかも。

■近況

○「攻殻機動隊-Stand Alone Complex-」に今頃ガッチリはまってます。

実は、学生時代に押井守の「イノセンス」を見て、あんまり印象が残らなかったんだけど、S.A.Cは面白い!見逃していた事が悔やまれる。昨日はS.A.Cを見て徹夜してしまいました・・・。

「笑い男」事件をめぐる描写は、今なお、ネットと社会の関係について、リアルな感覚を提供していると思う。中心となる人物はいないのに、渦状に展開するネット上の個々人があたかもひとつの結合体のように暴走する・・・。ひとつのモデルとして理解できますね。鈴木謙介の『カーニバル化する社会』で解析されている「祭り」の話と関連性を感じるかな。

士郎正宗の原作とはパラレルワールドになっていて、世界観も微妙に違う感じがするけど、個人的にはここまで比べた感じではS.A.Cの方に惹かれるものがあります。

記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


営業の日々 ―模索舎訪問

2007/08/27 21:35
コミケの記事も書きたいのですが、最近は9月創刊予定(既に予定より大幅遅れ・・・)のミニコミの委託先を探して歩き回っていたり、記事を書いたり、カバーをイラストレーターで書いたり、色々忙しくてそっちに頭を切り替える予定がありません。しばしお待ちを。

さて、今日は6時で仕事を終わらせ、新宿の模索舎まで行って来ました。
模索舎(http://www.mosakusha.com/)は、学生運動の時代の流れを受け継ぎ、膨大な量のミニコミを委託販売している、いわば東京のミニコミのメッカです。

ミニコミは部数が少ないし、発行者が取次に口座を持っているわけではないので、通常は書店には出回りません。だから、こういう専門書店は非常にありがたい存在です。しかも、人文系のミニコミの委託点数も非常に多いのです。

とはいえ、店の中に入ったら時代が止まっている感じがしてビビりましたね。
「反天皇制連絡会」なる団体が出した雑誌と「祖国よ」という雑誌が向かい合わせで置かれている書店てのは相当珍しいのでは。しかも、ラックの裏を見たらブントがどうした、あさま山荘がどうだ、毛沢東主義の実践が云々、マルクス主義的総括の何たら・・・と、今にも拡声器とヘルメットとゲバ棒が目に浮かびそうなキョーサン主義の嵐。ううう。

そして、反対側の棚には「東京裁判史観打倒」「日教組打倒」「英霊が云々・・・」「自衛軍万歳」とかそんな感じの本が・・・。今にも軍服と竹槍と街宣車が目に浮かびます。ぐうう。

どっちの棚を見てもとりあえず「おまいら、必死だな(w)」と茶々を入れたくなるような気がしましたね。

しかし、奥の方の棚を見回すと、HBというちょっとポップな雑誌もあり、向井秀徳や森山裕之のインタビューが載っててちょっと面白そうでした。この雑誌が平積みで15部くらい置いてあって、何となく救われました。小説系の同人誌はそれなりに読めるものがありましたし、ラテンアメリカ研究の雑誌は家に帰ってじっくり読みたいような内容でした。

店の人に委託条件を聴いてみたら、

1)7掛け ⇒雑誌の定価の3割を店が手数料として貰い、残り7割が発行者の取り分
2)1年置き
3)奥付に発行者名、住所、連絡先

という条件だとか。好条件ですね。

雑誌の中身で特に審査はないけど、やはり置ける部数は雑誌の内容を見て決めるみたいですね。先ほど名前を挙げた「HB」という雑誌は雑誌自体がポップだし、それなりに注目を集める人がインタビューやってるということが、通常の置き部数(3〜6部)を超える部数を置いた要因になったそうです。

店の人とこうやって話していると、どういう雑誌にしよう、とかアイディアが色々湧いてきますし、具体的に何部置けそうか、という見積もりも経つので雑誌作りがより現実的になって来る感じがします。こうやって足を使って動き回ること自体、僕は大好きですが、やはり雑誌というのは人とのつながりの延長上にしかできていかないわけですから、これも雑誌作りの非常に重要な一環だなあ、と感じますね。

今日は、実地にミニコミというものを大量に見て、僕が一瞬引いちゃったような、拡声器とか街宣車が目に浮かぶようなものだけは作らないようにしよう、と切実に思いました(笑)僕も人文・歴史系の雑誌ということで扱う話題自体はそれらの雑誌と被ることもあると思うのですが、ウンドーカ的な文体にならないように、単なる「歴史観の表出」になって読み手を置いていかないような書き方をしたいものです。

さて、今度は千駄木方面の読書カフェを回って、委託先になってくれそうなカフェを探すことにします。ふるほん結構人とか色々あるからなあ。創刊号の企画書は出来てるけど、やはりモノを言うのは見本誌だけに、編集も急がなくちゃ。
記事へブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0


2007年8月18日 国際展示場

2007/08/21 02:04
さてさて、逝って参りました。
いやあ、スゲー体験でした。
たぶん、一生忘れないでしょう。

人生初の・・・コミケット。

朝5時から取材の支度でいっぱいいっぱいでしたけど、ホテルの窓から見えるのはきっとシャツをズボンにしまっててリュックを背負ってケミカルウォッシュのジーパンをはいた集団に相違あるまい、なんて勝手に思ってたら・・・。

ハイヒールもしくはサンダルをつっかけた妙齢の女性の集団。


でした。コミケットを巡る都市伝説(?)から、武田騎馬軍団もかくやと思われるオタクの突撃による地鳴りを予想していたのですが、全然別ものでしたね。僕は7時から並んだけど、気温が下がってくれてましたし、覚悟していた甘酸っぱい悪臭ではなくサワヤカな香水とか化粧品の匂いに包まれてましたので、助かりました(笑)

コミックシティでの経験で予想はついたけど、カタログを調べてみたら案の定、2日目はジャンプ系とか少年漫画中心の日。と、いうことは・・・

会場に入ったら大体7:3くらいで女の人がいましたけど、目に付くのは青○学園とか不○峰とか立○大付属のユニフォームが書かれた絵の波、波、波・・・。

何の手塚ゾーンですか?(笑)

そして大きく振りかぶってしまった西浦ーぜの艶姿(激汗)

休憩所で女子大生が「三橋君縛っていじめたいよね」「うんうん脱がせてチョーキョーしたい」「やっぱ総受け?」「タカヤ受けとか面白くない?」などという会話をしているのを聞き、シンクロ率が著しく下がりました(苦笑)

しかし、そんな会場内の熱気を他所に、男性諸氏は西地区へ向かい、人の波が目立ちました。やはり美しき801ワールドに男は不要ですね。まさに「逆手塚ゾーン」(笑)あまりの人口密度の高さと人の「流れ」の勢いに、カタログを開くなどという芸当は思いもよらず、どこに行くのか分からないまま、迂闊にも僕はそのまま「どんぶらこ」と流されてしまいました。

たどり着いたそこは・・・

「コスプレ広場」

でした・・・。

つづく。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


コミケまで1週間

2007/08/10 01:24
お久しぶりです。


ここのところ酷い腰痛につき、家に帰ってから椅子に座るのがイヤでパソコンをずっと触ってませんでしたが、たまにはネタを投入してみます。



来週、8月17日から日本最大のオタク祭り、コミケットが始まりますね。わたくし、某フリーライターの先輩の取材同行ということで来週行ってくることになりました。よりにもよって、ビックサイトから程近い某ホテルに既に経費で予約が取られていたりします。



果たしてこれが記事として世に出ることはあるのかしらん?と首を傾げてはいますが、何でも今年はコミケの創始者、米沢嘉博さんが亡くなってから初めてのコミケってことで、色々な意味で注目されているようです。



それと関係あるのか分かりませんが、ジュンク堂池袋本店地下1階のコミック売り場では米沢さんの著書「売れるマンガ、記憶に残るマンガ」(メディアファクトリー刊)が面陳されてました。乙女ロード界隈ではコミケのカタログがアニメイト、とらのあな、羅針盤等、まんがの森等で平積みされて売られてます。カタログがないと当日入場できないので、先輩分をあわせ、2部購入して領収書を某雑誌社名にて切ってもらったけどちょっと恥ずかしいね(笑)



それにしても、コミケカタログの重さは異常です。小型のタウンページくらいの厚さがあるから重くて当然ではあるのだけれど・・・。サンシャインクリエイションとかコミックシティのカタログと比べるとゆうに3倍はありそうです。まあ、3日間分だからそれくらいあって当然なのかもしれないけれど。



たぶん、人生最初にして人生最後の経験だと思うので、目一杯見て回ってきます。朝からオタクの群れがダッシュしてるって本当なのかなあ・・・?(苦笑)
記事へブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2


読書経験としてのマンガ

2007/07/18 01:02
今日は仕事帰りにお茶の水で同僚とご飯を食べた後、マンガ大好きな女友達(BLとかあっち系が好きなわけじゃないし、いわゆる腐女子ではない・・・と思う)から薦められた竹宮恵子のSFマンガ「地球へ・・・」をまたまたアニメイトで買ってきました。最近行き過ぎだぁ・・・(苦笑)

ともあれ、こういう読み応えのありそうなマンガは好きです。テーマとしては管理社会とか、古典的なモチーフが多いですけど、サイバーパンク大好きな僕としては望むところです。

あと、乙一の超有名なミステリ小説「GOTH」の漫画版が目に留まったので買ってきました。実は原作を読んだことがないんだけど、漫画を読んでから原作を読むのもありかなあ、と。まだ読みはじめですが、最初から異様な雰囲気が漂ってて期待大。

それにしても、面白そうな漫画って随分たくさんあるものですね。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


続きを見る

トップへ

月別リンク

サブカルはぐれ日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる